これから住む新居…
買っておいた方がいいグッズってあるかな?
コストダウンや節約につながる工夫ができるグッズがあるよ。
住宅の購入は、ほとんどの人が一生に一度あるかないかの大きな買物。
できれば、住宅購入にかかる費用はコストダウンしたいし、節約して暮らしたい。
でも、間違ったコストダウンはしたくないし、質素すぎる暮らしも避けたいのが本音じゃないですか。
この記事では、実際の体験談を交えて新居に買ってよかった便利グッズを紹介していきます。
新居に買ってよかった便利グッズを駆使することで、家の設備や建具を減らすことができたり、暮らしていく中での光熱費の削減、また、デッドスペースの有効活用ができます。
この記事はこんな人におすすめ
- どんな便利グッズがあるのか知りたい
- 家を購入するにあたって、予算をかけなくてもいいポイントを知りたい
- 便利グッズを実際にどうやって駆使して工夫するのか知りたい
新居に買ってよかった便利グッズで手軽に省エネ
とにかく明るい家を作りたかったんだよね。
スリット窓
我が家では、横スリッド窓をたくさん作りました。
スリッド窓は外観上オシャレに見えるし、大きな窓を作れない場所でも光を取り入れられる。
でも、実際に住むと、冬場はめっちゃ寒いし、エアコンをつけても温度が上がりにくいし...
窓のそばにいると風邪を引きそうになる思いをすることも多々ありました。
スリット窓にカーテンとかあまり付けないからね。
特に、ベッド頭上の窓や、風呂場の窓はどちらも機能的に必要ではあってもとにかく寒いです。
また、わが家では玄関に光を入れるため、低い位置に横スリッド窓をつくったんですが、夜は室内照明で外から丸見えというのも気になっていました。
(すりガラスや型ガラスだと彩光が弱まるため採用は見送り)
そこで、何かいいアイデアはないか考え始めるんですが、そのうえでいくつか条件がありました。
- 見た目を損なう装飾にはしたくない
- なるべく費用はかけたくない
- 手軽にできること
この条件をクリアし、わが家で採用した物が「スタイロフォーム」です。
スタイロフォームとは「押出し発砲ポリスチレン」の一種で、ポリスチレン樹脂を原料とした断熱材のことです。
建材としての利用が多く、屋根裏・壁や床下などに施工することで室内の断熱性能がアップし、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようになります。
とても安価で販売されていて、発泡スチロールのようなものなので、サイズ加工も簡単です。
これをどうやって使えばいいの?
このスタイロフォームで、スリット窓のフタを作っていきます。
見ていきましょう。
サイズや厚さなど種類豊富が豊富なので、用途によって必要なサイズ選びます
サイズが大きめなので、購入は通販がおススメです
この際、ジャストで切るよりも少し大きめに切り、窓枠にはめてみて、ちょっとずつサイズ調整をしていくのがおすすめです
取っ手をつけた方がハメ外しには便利です
こんな簡単な作業だけでOKです。
でき上がりはこんな感じ。
とても軽いので、子供でも雨戸を閉める感覚で、ハメたり外したりが簡単にできます。
唯一、外した際に置き場所をどこにするのか迷うデメリットがあるくらいです。
まぁ、厚さが薄いので、壁際に立てかけたり、家具の隙間、クローゼットの中に置くでいいと思います。
- 寝室
- 玄関
- 風呂場
厚手のカーテンを付ける必要もなければ、予算削減で風呂場に暖房を設置せずとも、真冬にこれを使うことで、寒さに凍えることなく過ごせています。
しかも今のところ6年間で腐ったりボロボロになることなく、冬場は毎日使っています。
費用や手間暇をかけることなく、必要な時にのみ使用できるスタイロフォームは是非おすすめです。
掃き出し窓
こちらについても、スリッド窓同様にスタイロフォームで工夫が可能です。
ただ、範囲が大きいのと結露などが気になるので、窓枠の下半分のみスタイロフォームで対策しています。
冷気は下から来るので、半分のみでも十分効果は発揮されています。
真冬でも、我が家では寝るときに暖房を付けたことはありません。
寝るときのエアコンが苦手の人もいるからね。
この対策で、費用削減、苦手も克服で一石二鳥!
電気代の節約にもつながる絶対おすすめの工夫です。
新居に買ってよかった便利グッズで大きく収納力UP
設計の段階だと、何をどこにしまうか決められないよ。
収納は工夫次第で費用を抑えやすい場所。
基本の棚を作ったら、あとはDIYしてみよう!
クローゼット収納の工夫
わが家は、どのクローゼット収納も中段と枕棚をつくりました。
ただ、実際に生活してみると、特にメインに使っている1階廊下の収納では、細かい物を入れ物に分けて収納することが多かったため、空間の余白がもったいないなと感じていました。
そこで、わが家では突っ張り棒とワイヤーネットを使用した収納棚を一段作り、空間を有効活用しています。
どうやって作ればいいの??
とても簡単ですよ。
通販やホームセンター、百均などでクローゼットのサイズに合うもの購入します
この際、ちょうどいいサイズがなければ複数枚になっても大丈夫です
メジャーなどで測り、目印を付けておきましょう
複数枚使う場合、ワイヤーネットが重なっても問題ないので、ズレないようにしっかり突っ張り棒と固定します
この際、突っ張り棒が落ちるのを防ぐ落下防止対策を行うことをおススメします。
そこまで重い物をのっけなければ大丈夫かと思いますが、精神的負担勘が違うと思いますよ。
また、この突っ張り棒によって耐荷重が違うので要注意です。
このちょっとした工夫のおかげで、余白の空間を有効に利用できています。
設計時の段階で細かく決めなくても、基本的な棚のみ設置し、上記のように対応することは可能です。
収納は、家の中に何個も作るので、余計な棚を減らすことで予算の削減にもつながります。
あとで足すことはできても、設置したものを失くすのは難しい。
工夫できるポイントを知っておくことは大事だよ。
デスク下に収納を作る
この突っ張り収納は押入れのみならず、いろんな場所で活用できます。
わが家では、備え付けのデスク棚を設けたのですが、この棚の下の空間も有効利用しました。
書類やデスク周りの備品を置けるので、机上の整理にはいいですよね。
作り方は同様ですが、そこまで重いものを載せないと思いますので、細めの突っ張り棒でも。
パントリーに収納を足す
可動棚を設けましたが、思った以上に細かいものをたくさん収納するので、棚板が足りなくなりました。
そこで、一番下段に突っ張り棒収納を設けました。
わが家はクローゼットと同じものを使用しましたが、突っ張り棒を使ったこんな棚でも良いかなぁと最近は思います。
子どものお菓子入れや、病院でもらった薬類、頻繁に出し入れする小間ものなんかを置いています。
低い位置なので、子どもも自分で取ることができます。
新居に買ってよかった便利グッズで廊下の空間を活用
廊下って必要あるの??
最近は玄関直結のリビングにする家も多いかな。
廊下はプライバシー(音とか声)をダイレクトに伝えないメリットがあるよね。
廊下のデッドスペース活用方法
知り合いの家で、リビング内にトイレがあって全然落ち着かない経験があったこともあり、わが家では、直結リビングではなく廊下を設けて水回りは玄関側の配置にしています。
玄関とリビングをつなぐこの廊下。
何もしない間は、ただ人がリビングに行くまでの動線に過ぎないスペースでした。
いずれは壁紙を一部アクセントクロスなんかにして、視覚上オシャレな空間にしたいと思っていますが、生活をしていく上ではやはり収納が必要です。
そこで、以下条件で検討しました。
- 視覚上、空間を楽しみながら、実用的なものを設置したい
- なるべく費用はかけたくない
- 手軽にできること
その結果、オシャレなウォールハンガーを採用しました。
小さい子がいるご家庭や来客が多い方には特におすすめです。
上着や小間もの、子ども用品なんかは、この廊下で完結できますし、来客の分は一時的に収納することができちゃいます。
使わない時はフックを仕舞い、まきや枝を横並びにしたようなデザイン性のあるウォールアートに。
フックを出してても、空間を立体的に表現してくれるようなアイテムです。
こんなものもアリですかね。
実用性も兼ねつつ、アートな空間にしてくれるので、廊下を設けながらもそこに意味をもたらすことができます。
価格も一般的な壁フックと大差ないですし、色の展開もあるので、ご自宅の雰囲気に合わせて選んでいただければ良いのかなと思います。
おススメしない活用方法
掃き出し窓にウッドデッキを直結させて、開放感のあるスペースを作る...
なんていうアイデアもよく聞きます。
でも、ウッドデッキはデメリットが多く、どうしてもっていう方以外はおすすめできません。
- 予算がかかる(数10万円〜100万円以上)
- メンテナンスなど維持が大変
- デッキ下の掃除や手入れが大変
- 作ることに満足して使用頻度が少ない
ウッドデッキはあるとオシャレなんだけどね。
実際にお茶したり、本読んだりする人って少ないよ。
他にも
同じメーカーのニッケル アロエッタやBUDDY ウォールハンガーなどもデザイン性があり、空間を楽しみつつも実用性を求めている方にはぜひおすすめです。
玄関にある少し変わった形のウォールハンガーは、必ず来訪者の目に止まります。
そして、確実にその家の印象をオシャレなものにしてくれるアイテムです。
新居に買ってよかった便利グッズでスポットライトを設置
屋外スポットライト
スポットライトってオシャレだけど、お金がかかりそうだね。
そうなんだよね。
電気工事もライト自体も費用がかかる。
でも、逆に金額調整しやすいポイントかな。
実は、ここについてはかなり後悔した部分ではありました。
元々2階のバルコニー部分とその階下の中庭部分に、屋外スポットライトの設置を決めていました。
でも、まさに予算の関係で1階の中庭についてはなくすことに!!
ただ、実際に生活すると逆でした。
バルコニーを夜使うことはほぼなく、中庭こそゴミ箱を置いている関係で使用頻度が多く、こちらにこそスポットライトが欲しいところでした。
そこで、また何か工夫できないか検討を始めました。
- 屋外で使用できるもの
- 電気コードやソーラー充電ではなく、電池で稼働できるもの
- 工事等行うことなく素人でも設置できること
- なるべく費用はかけたくない
以上の内容で探した結果、どこでもセンサーライトを見つけました。
これは、曲がる三脚とマグネットでいろんな所に自由に取り付けができます。
これであれば、工事やコンセント等必要なく、日当たりが悪い場所でも電池で使うことができます。
また、軒下や雨樋に絡ませてつけることができるので、使用範囲は広い。
我が家は、ちょうど良い雨樋がなかったので、換気扇の一部に絡ませて設置しました。
夜だとこんな感じです。
おー、けっこう明るいね。
LEDなので、とても明るく、自動センサーも設定できるので、暗くなってその場所に行ったときだけ作動します。
この値段でこのスペックがあれば、コスパは十分過ぎると思います。
ちなみに、この5年間で、電池の交換は1度だけです。
人の目につかない場所であれば、これで十分だと思うので、予算を調整するには最初に考えてもいいくらい有力候補のひとつです。
新居に買ってよかった便利グッズで小もの置き場をつくる
鍵やハンコを置いたりする場所って意外と迷うよね。
玄関にニッチ棚なんてイイよね。
小物置き場にしたらオシャレだし。
玄関のデッドスペースを活用
この部分についても、本当はニッチ棚を備え付けで作れば良かったって後悔していたポイントでした。
今から壁をくり抜くような工事はできない。
でも実用的な場所を取らない工夫は何かないかってことで検討開始です。
- 実用的で、靴を脱ぐ前の場所に設置したい
- 邪魔にならず目立たせたくない
- なるべく費用はかけたくない
- 手軽にできること
玄関周りのアイテムは色々とあったのですが、実用的なところを考慮し、マグネットキーフック2段を選択しました。
鍵類・ハンコがきれいに片付きます。
なによりも強力な磁石でドアの内側に付けることができるので、スペースをとらないていう素晴らしさ。
玄関ドアにつけるとこんな感じになります。
この磁石は本当に強力で、今までに一度もズレたり落っこちたりしたことはないです。
ニッチをあえて作らなくても、この場所についてはこのアイテムで十分です。
ドアにくっつけるだけで、予算の削減、スペースの有効活用ができるので、これは本当に満足しています。
今では、使う頻度としては一番多いお気に入りアイテムのひとつです。
他にも
上で紹介したものと同じように、空間を利用した多機能アイテムとして、ホルダー付きマグネットフックやマグネットキーフックアストロノーツ、SUPERDANTキーフックなどもおすすめです。
玄関は、一番人目につく場所です。
ちょっとしたアイテムを使ってみる好奇心があれば、そこはとても素敵なお気に入りになるはずです。
いろいろ調べてお気に入りを見つけてみようかな…
まとめ
というわけで、新居に買ってよかった便利グッズで工夫したこだわりポイントを5つ紹介しました。
住宅購入にあたって、間違ったコストダウン、質素すぎる暮らしを避けるためにも、今回の記事を参考に、できる範囲の工夫をしていっていただければ幸いです。
最後にあらためて、確認します。
- スリット窓
→スタイロフォームで窓のフタ - クローゼット
→突っ張り棒とワイヤーネットで棚 - 廊下
→オシャレなウォールハンガー - 中庭
→屋外スポットライト - 玄関
→マグネットキーフック2段
新たな情報や、これはおすすめというものがあれば、また紹介していきます。
他にも住宅に関することを紹介していますので、参考にしていただければ幸いです。
また、今回紹介したものの中で気になることがあれば、コメントまたはお問い合わせまでお気軽にご連絡ください。