”駅まで徒歩15分_______”
この時間ってキツいですか?それとも許せますか?
私は6年前に駅徒歩15分の場所に約50坪の土地を購入し、戸建ての注文住宅を新築しました!
以来、会社員として毎朝毎晩この距離を通勤しています。
そんな私は、駅徒歩15分というこの距離について一切後悔していない側の人間です。
後悔する以上にメリットを感じているからです。
えっ、毎日この距離つらくないの?
もちろん、通勤に苦痛を感じることはありますし、デメリットも多々あります。
けど、トータルまったく問題なし(今のところ)!!
後悔は一切ありません(2度目)。
そんなわたしが、住宅購入を検討する際に駅徒歩15分の戸建てを後悔するか判断を迷っている方に、6年間過ごして感じたリアルなメリット・デメリットを紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめ
- 駅から離れた場所の住宅購入を検討している
- 駅徒歩15分のメリット・デメリットを知りたい
- 駅徒歩15分の戸建てに向いている側の人間はどんなタイプか知りたい
通勤時間の有効活用法については、コチラでご紹介しています。
コチラもあわせてご覧ください。
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駅徒歩15分にある戸建ての現実
実際の距離
じゃあ、まず徒歩15分って距離にしたらどのくらいなのってことからです。
- 徒歩1分 = 80m
- 徒歩15分 = 1200m = 1.2km
※ ただし、天候や信号、駅の階段やエレベーター等も考慮すると、実際は20分くらい
これは、信号や踏切なんかを考慮してない数字になるから、立地によってはまったく当てにならないかも…
これは『一般的な女性がハイヒールで歩いた場合の分速』なんだって。
交通用具を使ったら何分くらい?
自転車やバイク、車なんかを使った場合を考えてみましょう。
自転車 | 1分=200〜250m 徒歩15分のところ=約5〜6分 |
車 | 1分=400m 徒歩15分のところ=約3分 |
バイク | 車と同じ |
あくまでも道路距離なので、駐車や信号なんかを考慮すると、これこそ当てにならないかな。
小回りのきく自転車が一番早いが経験則。
徒歩で遠いと感じる境目
これは、都市部なのか郊外なのか。
年齢や体力状況などにもよりますが、一般的には10分がその境目になっていることが多いみたいです。
たしかに。
10分までならギリ遠いとは思わないかな。
一応...
こんなアンケート調査もあるみたいです。
不動産比較のポータルサイト「リビンマッチ」を利用した首都圏在住の20歳以上の男女180人に調査を実施しています(2019)。
うん。
予想通りの結果でした。
駅徒歩15分にある戸建てのデメリット
- 時間がもったいない
- 天候に左右される
- 夜道が危険
- 将来的な資産価値
- 家族で電車を使う時に大変
けっこう決定的な理由が並んでるよね。
時間がもったいない
まずはこれです。
特に朝は1分でも長く寝ていたいもの。
駅徒歩15分(実質20分)と、駅徒歩5分(実質5分の本当の駅近)の人を比べると、片道15分。往復30分。
週5日で150分、1ヶ月で600分、1年で7200分。
つまり、年間で120時間の差が生まれます。
単純計算ですけどね。
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天候に左右される
ふだん徒歩15分で行ける距離でも、雨や風の強い日はそうはいかない。
いつもよりプラスαの時間を考えないといけないこともあります。
天気予報で明日は大荒れ、台風が来るなんて時は、前日から防水シューズを準備して、少し早めに起きることも必要になってくることもありますよ。
夜道が危険
子どもが小さいうち。また、女性の場合は特に危険を伴います。
全部が人通りのある道だったり、明るいとは限らないですからね。
家族のサポートが必要になってくることもあると思います。
将来的な資産価値
やはり駅から遠い物件は、将来的に売却する際の資産価値が低くなる可能性があるという現実。
転居や住み替えを検討する際にデメリットとなり得ます。
そもそも、生きているうちに戸建てを売却する可能性は低いかもしれませんけどね。
家族で電車を使う時に大変
地味にこれ辛いです。
特に子どもが小さいうちに電車を使う場合、車で駅近の駐車場を使うか、バスを利用するか。
いずれにしても、お金がかかります。
また、帰宅時に子どもが寝ちゃってるなんてことはよくあって、バス待ちもあったら腕がモゲそうになります。
えっ!
これだけ見ると、駅徒歩15分イヤなんだけど。
駅徒歩15分にある戸建てのメリット
- 自然と毎日運動
- 静かな環境
- 比較的割安
- 広い敷地を取れる
- 地域コミュニティへ参加のチャンス増
デメリットと比べると、現実的な理由が多いかな。
自然と毎日運動
健康面でのメリットは確実にあると思います。
毎日の駅徒歩15分の強制移動は、適度な運動の習慣化につながります。
駅徒歩15分でおよそ1,600歩前後のようなので、1日約3,200歩は固い。
厚生労働省の健康計画によると、目標歩数は男性9,200歩、女性8,300なので、3分の1以上は確保できちゃうってこと。
静かな環境
絶対ではないですが、駅付近に比べると騒音や車通りの減少が期待できますね。
落ち着いた環境が好みの人や小さいお子さんがいる家庭には魅力的なこと間違いなし。
休日に家の前で子どもとボール遊びなんてのもよくある光景です。
比較的割安
駅から遠くなればなるほど、価格は比較的割安になります。
かといって、徒歩20分や30分はキツい。
初期費用や住宅ローンの負担を減らしたい方は、徒歩15分くらいを妥協点として選びやすい傾向にあるようです。
広い敷地を取れる
同じ予算でより広い敷地や大きな家を購入できる場合が多いです。
庭付きの家を求める人には大きなメリットになりますよね。
駐車場を作ることができれば、月極を借りる必要はなくなりますし、駅近よりは自分の好きなように家を設計できる可能性が広がります。
ここに大きなモチベーションを持ち合わせる人が多いかもしれないです。
地域コミュニティへ参加のチャンス増
これは毎日運動と同じ考え方ですが、駅近ですぐに帰宅する人と比べると、街の中を歩く時間が長くなることで、自然と地域に参加する機会が増えることになります。
会社帰りにスーパーへ行って、知り合いと会うかもしれない。
帰り道の途中のお店で、週末にイベントが開催されることを知ることができるかもしれない。
同じ時間に通勤する人と顔見知りになって生涯の友人になるかもしれない。
いろんなチャンスは動くことで手に入れることができます。
何事も考えかた次第なのかな。
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駅徒歩15分にある戸建てに向いている人
- 健康志向の人
- 静かな環境を好む人
- 交通手段が充実している人
- フレキシブルな働き方をしている人
- 理想の住宅を持ちたい人
健康志向の人
上記でもお伝えした通勤や買い物などでの強制的な運動の習慣化は、健康を日頃から意識している人にとって、一石二鳥以外の何物でもありません。
生涯の住まいを探すうえで、健康志向の人にとっては良い選択肢になること間違いなしです。
静かな環境を好む人
これも上記のとおり。
駅から少し離れているので、駅前の喧騒から離れた静かな住環境を得られやすいです。
都市部の騒音を避けたい人にとっては理想的な条件を選ぶ選択肢が広がります。
交通手段が充実している人
自転車や車、バイクを持っている人、またはバスなどの代替交通手段が充実している地域に住む人にとっては、意外と徒歩15分くらいの距離は慣れちゃえば問題にならないかもしれません。
車やバイクなんかに乗ることで、1日をスタートするスイッチになったりして。
フレキシブルな働き方をしている人
テレワークやフレックスタイムなど、自分の働く時間を自由に調整できる人は、少なくとも通勤については駅までの距離よりも自分の中の他の条件を優先させる傾向にあるみたいです。
通勤は優先度が低いってことかな。
面倒臭いっていうのは変わらないかもしれませんが、この働き方の人は選択肢が広がりますね。
理想の住宅を持ちたい人
結局のところ、これが一番大きな要件だと思います。
地域にもよりますが、駅近で50坪の土地を買うなんてことは、一般人の想定にはありません。
でも、少し離れた土地であれば、50坪とは行かずとも、30〜40坪は大いにありえます。
同じ予算でも、注文住宅にしたり、庭や駐車場をつくることができる可能性が高いです。
駅徒歩15分の苦痛よりも、プライベートや自己実現を優先したい方は、駅徒歩15分にある戸建てにバッチリ向いていると思います。
まとめ
この記事では、駅徒歩15分にある戸建てのリアルについてお伝えしてきました。
メリットやデメリットにも記載したとおり、これは何を優先させるかのライフスタイル次第です。
通勤や通学を優先させる人にとってはデメリットに感じることが多いかもしれないですし、プライベートや自己実現を優先させる人にとっては魅力的な物件になり得ます。
最後は自身の優先度に基づいて判断することになりますが、その材料の一つとして参考にしていただければ幸いです。
では、最後にメリット・デメリットを確認しておきましょう。
メリット
- 自然と毎日運動
- 静かな環境
- 比較的割安
- 広い敷地を取れる
- 地域コミュニティへ参加のチャンス増
デメリット
- 時間がもったいない
- 天候に左右される
- 夜道が危険
- 将来的な資産価値
- 家族で電車を使うときに大変
最後までご覧いただきありがとございました。
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