室内物干しワイヤーpid4MをDIYで取り付けたい...
でも、
壁に穴を開けるのに抵抗がある。
失敗したら嫌だから。
大丈夫。やり方をちゃんと学べば大抵はうまくいく。
ということで、室内物干しワイヤーpid4MをDIYで取り付ける方法について紹介していきます!!
画像多めで、DIY初心者の方でもこの記事を読み終わる頃には、pid4Mの取り付けなんて簡単って思える内容に。
失敗なしで、物干しワイヤーpid4Mを取り付けられるように、順を追って学んでいきましょう。
pid4M自体の説明やおすすめの使用方法などについては、下記の記事で紹介しています。
こちらもぜひご覧ください。
取り付け前に知っておきたいことはこの記事で確認。
物干しワイヤーpid4MをDIYで取り付ける手順を確認
pid4Mを取り付ける際の手順は以下のとおりです。
- 取り付けに必要な道具を準備する
- 取り付け場所の確認
- 下地の確認
- 穴を開ける
- 本体を取り付ける
特に難しいことはなく、DIY未経験者でも、慎重にやれば失敗なくできるレベルですかね。
では、ひとつづつ確認していきましょう。
道具を準備して、手順を間違えなければできそうだよね。
物干しワイヤーpid4MをDIYで取り付けてみる
取り付けに必要な道具は?
- pid4M本体
- 下地センサー
- 電動ドリル
- 電動ドライバー
- (水平器)
pid4M本体
この室内物干しワイヤーは、通販で簡単に手に入ります。
ただし、注意が必要なのは、森田アルミ工業の本家pid4Mに類似した商品が多数あること。
エビデンスがないのに、本家の最大荷重10kgの倍20kgと表示していたり、異常な格安で販売されていたり...
大事な家の壁を傷つけたり、下地を壊しちゃったりする可能性があるので、選ぶ際は慎重になりましょう。
メーカーにクレームで持ち込まれるものが、実は海外製の類似品だったなんてことはよくあるみたいだよ。
下地センサー
pid4Mの最大荷重は10kgですけど、石膏ボードはNGです。崩れる可能性ありです。
しっかりと柱を見つけてそこに打ち込む必要があります。
電動ドリル・ドライバー
ネジをはめ込む前に、電動ドリルで柱に穴を開けます。
また、プレートをネジではめ込むのに、電動ドライバーを使います。
わが家は、コードレスの充電式インパクトドライバーを先に購入し、ドリルの先だけをのちに別購入しました。
これなら、本体1つでドリルとドライバーの2刀流。
このpid4Mの取り付け作業では、柱は硬く、電動器具は必須です!!
水平器
水平器については、そこまで細かくやる必要がないって人はいらないです。
リビングなんかの目立つ場所に設置予定の場合は、しっかり傾きがないように計りながらやってもいいかもしれません。
取り付け場所を決める
まずはどこら辺に付けるかだよね。
どことどこの壁の間に張るか...
推奨される高さは170㎝以上。
でも、そこに洗濯物を干すことを考えると、170㎝ギリギリはちょっと低い印象。
自分で実際に手を伸ばして届く高さくらいがちょうどいいのかな。
(170+10〜30㎝くらい)
実際にメジャーで位置を測って、目印をつけて試してみることをお勧めします。
反対側(受け側)も同じように位置を測って、おおよその位置を決めておこう。
⚠️ pid4Mは壁間が最大で4mを想定しているので、まさかだけど、ワイヤーの長さが足りないなんてことがないようにしよう。
下地の確認
ここで、下地センサーの登場。
今回最重要と言っても過言じゃないアイテム。
結局のところ、柱を探して、その柱の中心にネジをはめ込むことができれば、90%は成功ってこと。
じゃあ、どうやって探すのか。こんな感じです。
柱の端っこを左右から探し当てて、幅を確認する。
コレだけです。
どうですか? 簡単じゃないですか??
実際にやるとこんな感じ。ピーって音がなんとも言えない。
柱の位置を確認したら、マスキングテープやセロハンテープなどを貼り、柱の幅を鉛筆やマーカーなどで印をつけておきましょう。
あと、念のために高さをずらして、同じ作業をもう一回やっておいたほうがいいかな。
柱の位置がわかったら、pid4Mの取り付け位置が確定できるね。
いよいよ穴を開ける
取り付け位置が決まったら、穴を開ける位置を鉛筆などでマークします。
穴を開けるのは下記のとおり、本体側3か所、受け側2か所(柱が縦の場合)。
⚠️ 前述してるけど、穴が柱の中心にくるように印をつけるよ。
次に、印をつけた穴の位置に、ドリルドライバーで穴を開けます。
ドリルの刃は直径3㎜を使い、それぞれの深さは5㎝を目安に。
ネジが少し大きめだから、穴は深くなるね。
やっぱり電動でよかった!!
金具・本体を取り付ける
電動ドライバーの先端をドリルからドライバーに変えます。
そして、いよいよ金具の取り付け。
何にも難しいことはありません。
穴を開けた位置にパーツを当てがい、電動ドライバーでネジをドドドとしめるだけ。
受け側も同じ作業を行います。
最後に本体を取り付けます。
- 本体を金具に対して少し右に傾けた状態で押しあてる。
- そのまますり合わせるように、プレートと同じ水平の位置にそろえる。
- 本体をまっすぐ下に下ろして固定。
受け(フックプレートカバー)も取り付けます。
- フックプレート上部の窪みに当てながら押し込む。
これにて作業は終了です。
⚠️ ネジをしめる際は、いったん仮止めでゆるめにしておき、位置を調整しながら全体をしっかりしめていくとうまくいくよ。
物干しワイヤーpid4MをDIYで取り付けた後の最終確認
本体がしっかり止まっているか確認
本体側、受け側とも緩みがないか、しっかり固定されているかは必ず見るようにしましょう。
手で軽く引っぱったり、押したりしてぐらつきがないか確認してください。
水平になっているか確認
上部についているものなので、そこまで気になることではないかもですけど、目立つ場所で明らかに傾いているのはカッコ悪いです。
水平器を使うか、ちょっと遠目から見てみて、傾きを確認してみてください。
操作の確認
本体からワイヤーを引っ張り出して、受け側に引っ掛けてみましょう。
- 本体側の右側の丸を引っぱって、受け側に引っ掛ける。
- 本体側の左側の丸を回してワイヤーを固定する。
耐荷重の確認
pid4mの耐荷重は10kgです。
試しに少量の洗濯物を干してみて、しっかりと支えられているか確認してみましょう。
引っ掛ける際にはあまり重くならないように心がけることが大切です。
10kgがどのくらいかなんかわからないもんね。
物干しワイヤーpid4MをDIYで斜めに張る場合
注意点
家の構造上の問題だったり、少しでも長くワイヤーを使いたいって時に、ワイヤーが斜めになるように設置をすることもできます。
ただし、その場合には注意が必要。
耐荷重の問題もあり、設置寸法に制限があります。
ワイヤーを斜めに張る際は、下記の寸法で取り付けてください。
- 間口が2m未満 D≦間口/2
- 間口が2m以上 D≦1m (L≦4m)
つまり、本体壁と受け側の壁間の距離が2m未満の場合は、Dの距離をその長さの半分以下にする。
2m以上の場合はDの距離を1mにする。
これだけです。
例)間口1.5mの場合 D=0.75m
間口2.5mの場合 D=1m
間口3mの場合 D=1m
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冒頭でお伝えしたとおり、手順さえわかれば難しいことなく、自分でも付けられそうって思えてるのではないでしょうか。
手順と準備する道具について、最後に確認しておきましょう。
- 取り付けに必要な道具を準備する
- 取り付け場所の確認
- 下地の確認
- 穴を開ける
- 本体を取り付ける
- pid4m本体
- 下地センサー
- 電動ドリル
- 電動ドライバー
- (水平器)
ぜひ、自分の都合のいい場所を見つけて、お気に入りの室内物干し場所にしてください。
使いたい時だけ、ワイヤーを伸ばして干す。
「外で干せないから室内で干す」というネガティブな発想を払拭し、室内干しを有効活用していきましょう!
pid4mの説明、おすすめの使用方法についてはこちらをご覧ください。
取り付け前に知っておきたいpid4Mの後悔理由についてはこちら。
また、住宅に関して工夫したポイントをお伝えする記事もありますので、よろしければこちらもどうぞ。