寒い冬、エアコンをかけて寝たら朝起きたときに喉の違和感...
そんな経験はないですか?
あるある!
エアコンかけなかったら寒いんだもん
電気毛布とか使っても、顔は寒いよね
寝室の寒さはただ不快なだけじゃなくて、睡眠の質の低下による体への負担や健康リスクを増大させる可能性があります。
その大きな原因のひとつが窓から侵入する冷気!!
窓は部屋の中で最も熱が逃げやすい部分であり、放置すると暖房効率が低下し、光熱費がかさむんです。
ここを効果的に対策することで、寝室全体の温度が大きく改善する...
この問題を解決するのに役立つのが今回紹介する スタイロフォーム!
軽くて扱いやすく、窓枠にハメるだけの超簡単な方法で、冷気を効果的にシャットアウトします。
というわけで、
この記事では寝室の寒さ対策をスタイロフォームで簡単に実現する方法について詳しく解説していきますね。
道具や材料も手軽にそろえられて、サクッとできる対策なので、寒さを我慢する時間は少しでも短くっ!
効果は使用したその日から実感できますよ。
この記事を見たらすぐにでも始めることをオススメします!!
また、この方法で光熱費も節約できるメリットについても触れていきます。
この冬こそ、寝室の寒さを撃退して、暖かく快適な睡眠時間を手に入れましょうっ!!
スタイロフォームを使ったお風呂の寒さ対策についてはコチラ
この記事はこんな人におすすめ
- 寝室は寒いけど、エアコンで喉を痛めたくない
- 大げさなものではなく手軽に断熱したい
- 電気代を節約したい
さっそく具体的な活用例から見たい人はコチラ
冬の寝室の寒さ対策|スタイロフォームって?
スタイロフォームってすごく身近にあるものなんだけど、あまり知られてないよね
スタイロフォームって
スタイロフォームとは「押出し発泡ポリスチレン」の一種で、ポリスチレン樹脂を原料とした断熱材のことです。
建材としての利用が多く、屋根裏・壁や床下などに施工することで室内の断熱性能がアップし、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようになる。
とても安価で販売されてて、発泡スチロールのようなものだから、サイズ加工も簡単なんです。
知らないだけで、家に使われてるものなんだね
冬の寝室の寒さ対策|スタイロフォームのメリット?
具体的にはどんな感じなのか
知っておくと効果も感じやすいかもね
- 優れた断熱効果
- 軽量で扱いやすい
- コストパフォーマンスが高い
- カスタマイズのしやすさ
- 光熱費の削減
優れた断熱効果
スタイロフォームは、高密度で気泡を閉じ込めた構造なので、熱を逃がさず外部の冷気を遮断する力が強い。
そんなわけで、窓際や壁に設置するだけで、室内温度の安定に大きく貢献するんです。
軽量で扱いやすい
軽くて薄い板状なので、女性や初心者でも簡単にカットできちゃう優れもの。
特別な工具も必要とせず、DIYで取り組む際にはとても便利。
コストパフォーマンスが高い
比較的安価で購入可能なスタイロフォーム。
使ってみるとわかるけど、断熱効果に比べて費用対効果がめっちゃ高い!!
しかも耐久性があってなかなかヘタらない。住宅の断熱材に使われるのも納得の一品。
わが家では使い始めてすでに7年目突入です。
光熱費の削減で、長期的な節約も期待できちゃうかも。
DIYできちゃうから、工賃代も無料だしね
カスタマイズのしやすさ
スタイロフォームはなんといってもその手軽さ!
ほぼ発泡スチロールだから、窓枠や隙間に合わせてサイズや形状を自由に調整可能なんです。
設置場所に応じた形状に加工してぴったりしたフタを作ることで、窓からの冷気をシャットアウト!
光熱費の削減
窓から冷気が入らなくなると、部屋の熱効率がぐっと良くなります。
寝る前までエアコンを使って部屋を暖めておく...
なんて場合も、暖房器具を使う時間・エネルギーを減らせるから、電気代の節約にもつながる。
家計にとっても優しい対策なんです。
原因はいろいろあるけど、窓が大きな原因の1つってことはわかったよね。
冬の寝室の寒さ対策|具体的な活用例
スタイロフォームが優秀なのは十分わかったよ!
で、どーやって対策するの?
窓から冷気が入らないように、寝てる間だけ使える窓のフタを作ります。
窓のフタをつくる
その前に...
窓のフタをDIYするにしても、条件はあります。
- 見た目を損なう装飾にはしたくない
- なるべく費用はかけたくない
- 手軽にできること
この条件をクリアし、わが家で採用した物が「スタイロフォーム」です。
これをどうやって使えばいいの?
このスタイロフォームで、窓のフタを作っていきます。
見ていきましょう。
スタイロフォームの加工手順
こんな感じで作業をしていきます。
① スタイロフォームを購入
サイズや厚さなど種類が豊富なので、用途によって必要なサイズを選びます
サイズが大きめなので、購入は通販がおススメです
② サイズを測り、カッターで切る
スキマがないようにピッタリとハメたいので、少し大きめに切り、窓枠にはめてみて、ちょっとずつサイズ調整をしていくのがおすすめです
※ カッターの取り扱いには十分注意しましょう
③ 丸い穴を2箇所開け、ビニール紐を通す
取っ手をつけた方がハメ外しには便利です
こんな簡単な作業だけでOKです。
でき上がりはこんな感じ。
とても軽いので、子供でも雨戸を閉める感覚で、ハメたり外したりが簡単にできます。
厚手のカーテンを付ける必要もなければ、節電で暖房を付けずとも、真冬にこれを使うだけで、寒さに凍えることなく過ごせています。
しかも今のところ7年間で腐ったりボロボロになることなく、冬場は毎日使っています。
費用や手間暇をかけることなく、必要な時にのみ使用できるスタイロフォームの窓フタは是非おすすめです!!
作業に必要な材料や道具
この作業に必要なものをまとめます。
- スタイロフォーム(大きめのもの/厚さは30mm以上を推奨)
- カッター※
- ビニール紐(100均でOK)
- 穴をあけるためのキリやドライバーなど
スタイロフォームが厚くて大きいから、専用のカッターがあればなお良しなんだよね。
このスタイロフォームをカットするのに、普通のカッターでやるとこんな感じに。
これでもダメではないんですけど、切り口からボロボロになりやすいのと、スキマが空いてしまうってことで、できることなら専用のカッターを調達して作業することをオススメします!!
また、モノが大きいので、定規代わりに使える硬めのメジャーなんかがあると、採寸するときに役にたつかな。
作業時の注意点やコツ
要点だけでも押さえておこっか
- 採寸は正確に行う
- 窓枠の幅とスタイロフォームの厚みを確認しておく
- カットは少し大きめに切り、微調整を重ねていく
採寸は正確に行う
ここが最重要ポイントです。
いかにスキマを作らず外気を防ぐことができるか。
ちなみに私はだいぶスキマを作ってしまっています(笑)
窓枠の幅を確認しておく
わが家のようなスリット窓にしても、普通の引違い窓にしても、窓を閉める取手だったり鍵の部分があるかと思います。
窓枠の厚さがスタイロフォーム以上にあっても、この取手や鍵、サッシの厚みなんかはかならず考慮するようにしましょう!
作ったあとに、やばっ!ハマらない...なんてことはないようにしたいですからね。
カットは少し大きめに
上記の加工手順でもお伝えしたように、採寸どおり切ったのに小さい!とか、まっすぐキレイに切れない!
とかあるので、まずは窓枠を少し覆うようなイメージで少し大きめにカットするようにしましょう。
で、少しずつ削るように調整。
一度DIYで作ると、長いこと使えるモノなので、丁寧に作業はしたいところですね。
専用カッターがこういうところでも役立つよね
冬の寝室の寒さ対策|引き違い窓での活用例
さっきのはスリット窓とか小さい窓の話だよね。
部屋のメインになる大きな窓でも使えるの?
とにかくデカい
大きな窓を全面スタイロフォームで覆えれば、それに越したことはないですね。
ただ、わが家でいえば、寝室のメインとなる引き違い窓のサイズは縦180㎝×横162㎝。
この大きさのスタイロフォームもなくはないと思うけど、どこにしまうんだって感じ。
冷気は下から侵入する
窓で冷やされた空気は下に流れ、床へと広がる「コールドドラフト」という現象が起こります。
窓面いっぱいの幅から下降するコールドドラフトによって、天井付近は暑いのに足もとが寒いという温度差が生まれ、冬場は5度以上になることも。
窓と床との間の冷気をシャットアウトできれば、窓全面を覆わずとも断熱効果を得られるわけです。
窓の下半分にフタをする
ということで、わが家では窓の下半分を覆える大きさにカットして、引き違い窓用のスタイロフォームのフタを作りました。
ででーっん!!!
効果音が出てきそうなくらい大きなフタだけど、これでも窓の下半分。
これでカーテンを閉めれば、やるやらないとでだいぶ効果が違います。
窓のリフォームせずとも、手軽に効果抜群だね
冬の寝室の寒さ対策をした実際の効果
温度比較
以下の条件で、実際に寝室の温度比較をしてみました。
- 1月初旬
- 天気は晴れ
- 室内温度は10℃
- 窓にフタをする前とフタをしてから15分後の比較
- エアコンの設定温度は22℃
結果...
温度差は明らか。これだけ暖かくなるのに、実質3千円ちょっと...
どんだけコスパいいねんっ!
もちろん、測る時間や置く場所、温度計など条件を変えればもっと差は広がる(縮まる)かもしれませんが、フタをするしないで差があることは証明されました。
窓からの冷気を防げば、エアコンが効率的に機能し、室内は暖かくなる。
これは予想どおりの効果です。
実践している人の声
見た目より断熱性。
— ちゃオ☆challenge oyaG (@chao_chao2022) February 4, 2024
スタイロフォームで窓塞ぎ🙈 pic.twitter.com/q6Cc0gvZxz
昨日はオフでプチDIY(DIYとも呼べないか)
— ダイスケ(瀧田大介) (@perikan_daisuke) January 13, 2025
窓から冷気が入って寒いので、応急処置でスタイロフォーム(断熱材)をカットしてパコッとはめてみました。(着脱可)
見た目はアレですが、エアコンの効きが段違いに良くなったし、3,000円足らずで掃き出し窓&腰窓に施工出来たので良しとしよう(^^) pic.twitter.com/p7TfwFaASY
こんな涙ぐましい努力も。
福岡県は貧乏なので、断熱ガラスなんて入れられません。なのでサブロクのスタイロフォームを窓に立てかけてどうにか断熱しています。涙ぐましい努力。。。 pic.twitter.com/TjTH4chUfq
— OKA Hiroaki (@361110_MKST) October 21, 2023
どれもスタイロフォームの保温力を評価してる感じだね
冬の寝室の寒さ対策でよくある質問
いざDIYするとなると、いろんな疑問が出てくると思います。
いくつかピックアップしてみます。
- スタイロフォームってどこで買えばいい?
- スタイロフォームによる健康被害は?
- スタイロフォームの保管場所は?
- 断熱に合わせて湿度対策は?
スタイロフォームってどこで買えばいい?
ホームセンターで売ってます。
ただ、窓枠によってはサイズが大きくなるので、持ち帰りが難しい。
通販でも取り扱ってるんで、上手に活用していきましょ!
スタイロフォームによる健康被害は?
原材料は発泡スチロールと同じポリスチレンなんで、ふつうに扱う分には健康被害はありません。
スタイロフォームの保管場所は?
これが一番のデメリットだと思っています。
折りたたむこともできなければ、窓によってはかなり巨大。
わが家では、使用している冬の間は寝室の隅にコソッと立てかけています。
また、使わない間は、ビニールの袋に包んで、押入れの奥にしまっちゃってます。
(まあ邪魔ではある)
各家で工夫してしまっておくしかないね
断熱に合わせて湿度対策は?
ここも特に気をつけています。
快適に眠れるとされる寝室の湿度は50%~60%程度。
ってことで、わが家では本格仕様のコレを使っています。
加湿器はハイブリッド式がおすすめだよ
加湿のスピードが速い、範囲が広い、そして経済的!
結露しやすい窓際に置くのは避け、日中はしっかり換気する。これは大事っ!!
いろんな種類の加湿器があるけど、寝室はオシャレよりも機能性が重要だね。
まとめ
この記事では、冬の寝室の寒さ対策として、簡単にできるDIYスタイロフォームを使った窓フタの作り方を紹介してきました。
なんといっても、家自体を傷つけることなく、素人でも手軽に安価で対策できるのが魅力です。
そして効果は使用したその日から実感できるほど。
(もう一度確認してみる )
一度作れば少なくとも7年以上は使用できることを実証済みなので、コスパが高すぎます。
節約の観点からみても作らない手はないと思います。
この記事を参考に、ぜひスタイロフォームの窓フタを作ってみてください!
手軽にできて即効性がある対策なんで、いつからやっても遅いことはありません!!
まずは窓枠のサイズを測ってみるところから始めればいいんだよね
スタイロフォームを使ったお風呂の寒さ対策についてはコチラ
また、住宅に関して工夫したポイントをお伝えする記事もありますので、よろしければこちらもどうぞ。