お風呂の拭きあげって本当に面倒くさい。
でも、やらないとカビや水垢が発生しちゃう...
だから、我が家ではずっと「お風呂上がりにタオルで壁や浴槽を拭きあげる」ルールがありました。
でも、正直これがめちゃくちゃ辛くて。
特に冬場は寒いし、天候によっては乾きが悪いし、タオルはすぐビショビショになって何枚も必要になるし。
「何とかもっとラクにならないかな」と思って、たどり着いたのがスクイージーでした。
...結果、世界が変わりました。

えっ。そんな!?



浴室の水滴を切るには打ってつけのアイテムだよね
というわけで、この記事では新築以降7年間、拭きあげを徹底してきた私がスクイージーのメリット、おすすめのスクイージーは何か、スクイージーの使い方について、詳しくお伝えしていきます。
この記事を読んだあとに、ぜひスクイージーを使って時間を生み出してください。
そうすれば、自分時間も増えるし、早く寝て体を休めることができるようにもなりますよ!
この記事はこんな人におすすめ
- お風呂の拭きあげを時短したい、楽に済ませたい
- お風呂の中を清潔に保ちたい
- 水切りの正しい方法を知りたい
スクイージーとは?拭きあげの救世主





窓掃除でよく見るアレか…
スクイージーとは?
スクイージーとは、ゴム製のヘラで水滴をサッと集めて取る道具です。
もともと窓掃除に使うものですけど、これがお風呂の水滴取りに超優秀っ!
水分をスッと切ることができるので、タオルで拭くよりもはるかにスピーディで効率的です。


どんな効果がある?
- このスクイージーで水切りをしておくだけでタオルを絞る手間が減り、時間が短縮される
- タオルだけよりも、仕上がりの質が上がる
- タオルで拭きあげることができない場合、スクイージーで水切りだけでもOK



最後にタオルで拭きあげれば完璧だけど、水切りするだけでも効果は抜群だよ!
最初は100均のスクイージーからスタート


予想どおりの結果に
タオルで拭きあげる前に水を切ろうって思って最初に試したのが、100円ショップのスクイージー。


形はシンプルで悪くないんですけど、すぐに気づいたのは「ゴムの質がいまいち」「なんか安っぽい」「劣化が早そう」っていう不満点。
とにかく安く済ませたい、とりあえず手始めにっていう場合にはオススメできるけど...
使い続けるにはちょっとストレスだなと感じたのが本音です。
とはいえ、種類はいろいろある
さすが100円ショップの消費者の要望に応える対応力っ!
って、言いたくなるくらい種類が豊富だなぁという感想もあります。
- フックに掛けるタイプ


他の風呂用品と同じようにフックに吊り下げて収納ができ、本体を乾かすことができる。
- マグネットでくっ付けられるタイプ


ぶら下げるフックがなくても、水との接触を避け壁に収納ができる。
- タオルバーに掛けられ邪魔にならないタイプ


スクイージーは横に広いのが難点なのに、これなら縦に収納できる
これだけ種類があるなら、実際に使って試してみるのもアリかなって思わされますよね!
失敗しても100円だし。



百聞は一見にしかずだね
興味を持ったらやってみる!
たどり着いたのは「山崎産業」のスクイージー


身近な生活用品で使っていた
この山崎産業。
コンドルのマークがモチーフの環境用品メーカーです。
家庭用から業務用まで、多岐にわたる清掃用品を提供していて、その中の1つがこのスクイージー。


フサフサ繊維の毛で、素材に傷をつけずに水だけで汚れを落とすことができる「バスボンくん」シリーズがこの山崎産業の代表的な製品のひとつです。
わが家では、この「バスボンくん」シリーズに結構お世話になっていました。笑




これで、週に1度は風呂の天井をサッと掃除しています。




生地を傷めず、内側にフィットするこのブラシは、子どもの上履きを洗うのに重宝してますね。



かゆいところに届く商品のラインナップ!
実は使っていたのにビックリしたよ 笑
実際の使い心地と効果
山崎産業のスクイージー。
見た目は上記のとおりシンプルでスタイリッシュなんですけど、実際に使ってみて驚いたのは、
- 力を入れなくても、水がスッと切れる感覚
- ゴム部分の柔らかさとしなり具合がちょうどよく、端まで水が切れる
- ヘッドの幅が大きすぎず小さすぎず、収納するにも水を切るにも、サイズがちょうどイイ
ということ。
コレが使い続けている理由です。


水滴を逃すことが少ないので、タオルで拭きあげる手間が激減しました。


そんなスクイージーにも弱点はある
これはゴム部分が若干柔らかくて使いやすいということもあるんですが...少〜しだけゴムの端がヘタりやすいっ!
気になる程ではないですが、半年使うとヘタってきます。
でも、言うほど高い物ではないし、ヘタったら買い直す。
そんな使い方もありっちゃアリだと思います。
風呂の拭きあげにどこまで求めるのかはその人次第ですが、私は使いやすいものをリピートするタイプなので、この弱点には目をつぶっています。



半年もてば十分だけどね
スクイージーの使い方とルーティンを紹介


正しいスクイージーの使いかた
スクイージーは水を切るために使うので、スキマがないように滑らせれば良いだけなんですが、ちょっとしたコツでスジを残さずに切ることができます。
以下のポイントを参考にしてください。
- 少しスクイージーを傾ける
- 途中で止まらないように一気に切る
- 均一な力で引く
- 端までしっかりと水を切る
どれもムラや水滴が残らないようにするちょっとしたコツなんですけど、❶の「スクイージーを傾ける」が少しわかりづらいので、ちょっと補足説明しますね。
少しスクイージーを傾ける
これは、まだ切っていない方へ水が流れるようにスクイジーを傾けます。
ex) 例えば縦に水を切る場合で、左から右に進めていく場合、「右側を少し下げて」縦に水を切ります。


このほんの少しのコツを知ってるだけで、水が上手く切れるようになるんです。



難しくはないから、すぐできそうだね
拭きあげのルーティンを紹介
拭きあげに関しては、これもう日々のルーティンです。
特別なことをやるのではなく、毎日決まったことを決まったタイミングで、決まったとおりにやるだけ。
慣れてくれば手順も覚えて、自然と早く終わらせることができますよ!
お風呂上がりの流れに組み込む
わが家では、お風呂から上がるタイミングで最後に入った人が拭きあげます。
なので、必然と仕事で帰りが遅い自分が平日の担当に(笑)
スクイージーの水切りだけなら5分もかからないので、風呂から出る前にサッとやっちゃいますね。



冬場とか寒いときは無理せず着替えてからにしようね
鏡、蛇口付近、壁、ドア、浴槽の順に上からサッと水を切っていくことで、全体の水滴はほぼなくなります。










所要時間はわずか3〜4分。
天井に関しては、あまり水もかからないし、週に1度の風呂掃除のときのみに決めて平日はやりません。
また、銭湯方式で必要なものは都度持ち込んでいるのと、風呂のフタとかカウンターなんかの余計なものは取り外し済みなので、タイパはだいぶいいと思います。




この件に関しては、別記事で紹介してるので、あわせて見ていただくとより効率のいい拭きあげができて、自分時間を増やすことができますよ!


仕上げはタオルで拭きあげる
お風呂を出るタイミングでスクイージーを使って水を切っておくと...
頭を乾かしたりスキンケア、歯磨きなんかをしている間にさらに水の渇きが進んで、そのあとのタオルの拭きあげがめっちゃ楽になります!
スクイージーを使う前は、すぐタオルがビショビショになって、絞って拭いての繰り返し。
このストレスがなくなるのは思ってる以上に大きいです。


このタオルでの拭きあげ、賛否両論ありますが...
マイクロファイバー系のタオルは吸水力が弱くて。
ただ水を伸ばしているように感じちゃってる勢の1人です。
ふつうにフェイスタオルなんかの綿タオルの方がよっぽど吸収してくれますよ。





風呂で使ってたもので拭きあげて、そのまま洗濯機へGO!って人も多いよね
よくある質問Q&A|スクイージーにまつわる疑問を解決!


スクイージーで水を切る方向って?
究極は、やりやすいようにやるで良いのですが、広い面の場合水が垂れることを考えると、上から下が効率的です。
一番下や浴槽などの低い場所については、横に向かって水を切るのもアリです。
スクイージーを乾かす正しい方法って?
通気性の良い場所に吊るしておくのがベストです。
床に直置きするとゴムがカビたり、変形の原因になりますよ!
フックで吊るしたり、マグネットで壁にくっ付けるようにしましょう。
スクイージーはどのくらいで劣化する?
毎日使うなら、半年〜1年での交換が目安です。



百均のものなんかはもっと全然早いよね
もちろん使いかたや商品次第です。
ゴム部分が硬くなってきたり、端っこが曲がってくると一気に水のキレが悪くなります。
なので、水残りが増えてきたなーって思ったら買い替えどきです。


お風呂の天井にも使える?
使えるんですが、滴りに注意です。
天井の場合、落ちてきた水滴でまぁ濡れるので、長い柄付きやアタッチメントタイプがマストです。
紹介済みですが、わが家ではこんなモノを使っています。


最強のスクイージーは?
値段次第でピンキリのものがありますが、私は色々使って行き着いた先が山崎 “産業” のスクイージーでした。


ただ、こんなものもあります。


大きいタイプもあるんですが、これはコンパクトタイプ。
山崎実業のスクイージーは、見た目もサイズ感もすっきりしたスタイリッシュさで、かつマグネット式なので、壁に貼り付けられます。
この山崎 “産業” と一字違いの山崎 “実業” 。
SNSやインフルエンサー界隈でも話題で、知る人ぞ知る生活雑貨を扱う国内メーカーです。
「暮らしを整える」をテーマにした収納・掃除・キッチン用品を多数展開。
特にtowerシリーズは、シンプルで美しいデザインと高い機能性が人気なんですよね。
わが家でも「山崎実業」シリーズには結構お世話になっています。
棚下ハンギングラック


マグネットキーフック


マグネット式靴ベラ


どれも、スタイリッシュなのに、痒い所に手が届く実力の持ち主。
思いつかない便利さだからこそ、存在を知ったらすぐに欲しくなるニクイヤツっ!
そして、スクイージーオブキングはこれだ!!



め、めっちゃ高い...
これはプロ用のスクイージーです。
その実力は折り紙つき。
使いやすさはもちろんのこと、耐久性も抜群で、数年使ってもヘタらないとか。
興味のある方はぜひ試してみてください。
“一生モノ”のスクイージーになるかもしれません。
まとめ|お風呂の拭きあげにはスクイージー


- 低価格
- ゴム部分が柔らかくしなりがきくため端まで水切りがイイ
- ヘッド幅が広すぎず狭すぎず使用・収納ともちょうどイイ
- ゴム部分が柔らかいため、劣化しやすい
スクイージーは、たった数百円で購入できるにもかかわらず、お風呂掃除の時短・手間軽減・カビ対策に大きな効果を発揮します。
日々の家事を少しでもラクしたい、タイパ重視!っていう人にはぴったりのアイテムです。
そして、掃除の手間が省けるっていうことだけじゃなく、浮いた時間をリラックスタイムに充てたり、家族との時間を楽しんだり、早く寝て体を休めることができるようになるんです。
つまり、暮らしの質がグンと上がっちゃいます!
面倒な掃除こそ、道具の力を借りてラクしちゃいましょ。


住宅についての工夫や対策などを記載している記事がほかにもありますので、下記にもいくつか載せておきます。
ぜひこちらもご覧ください。、
お風呂の寒さ対策についてはコチラ


住宅に関して工夫したポイントをお伝えする記事もありますので、よろしければこちらもどうぞ。

